RGBライティングがゲームのカクつきの原因に?PCパフォーマンスを最適化する設定方法

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この記事のポイント
  • RGB管理ソフトはPCのパフォーマンスに影響を与える
  • タスクマネージャーやBIOSを活用して負担を軽減する
  • 軽量な代替ソフト(OpenRGBやSignalRGB)を試してみる
  • 追加対策としてWindows最適化やドライバ更新も重要

「高スペックPCなのにゲームがカクつく…」と悩んでいませんか?実は、その原因はRGBライティング管理ソフトかもしれません。

ゲーミングPCの魅力の一つであるRGBライティングは、見た目のカッコよさを演出する一方で、パフォーマンスに影響を与えることがあります。

本記事では、RGB管理ソフトがPCの動作に与える影響と、その最適な設定方法について詳しく解説します!

目次

1. RGBライティング管理ソフトとは?

RGBライティングの役割

RGBライティング管理ソフトは、PCパーツのLEDイルミネーションを制御するためのソフトウェアです。主な機能として以下のようなものがあります。

  • キーボード、マウス、マザーボード、GPUなどの光の同期
  • 色やエフェクトのカスタマイズ
  • 一定のゲームイベントに応じたイルミネーションの変更

代表的なRGB管理ソフト

RGBライティングを制御するための代表的なソフトには以下のようなものがあります。

  • ASUS Aura Sync
  • MSI Mystic Light
  • Gigabyte RGB Fusion
  • Corsair iCUE
  • Razer Synapse

これらのソフトは便利ですが、バックグラウンドで常駐し、PCのリソースを消費する可能性があります。

2. RGBライティングがPCパフォーマンスに与える影響

CPU・メモリ使用率の増加

RGB管理ソフトは常駐アプリとして動作するため、CPUやメモリを使用します。特にiCUEやRGB Fusionはバックグラウンドで多くのリソースを消費することがあり、ゲームのフレームレート低下につながることがあります。

タスクマネージャーで確認する方法

  1. Ctrl + Shift + Esc を押してタスクマネージャーを開く
  2. 「プロセス」タブからRGB関連のソフト(iCUE, Aura Sync など)のCPUとメモリ使用率を確認
  3. 使用率が高い場合は、後述の方法で負担を軽減

バックグラウンドプロセスの影響

ゲーム中にRGBライティングのエフェクトが変化すると、ソフトウェアがリアルタイムで処理を行うため、ゲームパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。特にRGB Fusionはゲームとの相性が悪く、フリーズやカクつきの原因になることも。

他のソフトとの競合

RGB管理ソフトは、マザーボードやGPUの監視ソフトと競合することがあります。例えば、

  • MSI Afterburnerとの競合により、オーバーレイが正常に表示されない
  • HWMonitorと干渉し、PCの温度監視が不安定になる

このような場合、不要なRGBソフトを停止することで改善することがあります。

RGB管理ソフトの負担を軽減する方法

不要なプロセスを停止する

RGB管理ソフトのプロセスを停止することで、PCのリソース使用量を削減できます。

方法:

  1. タスクマネージャーを開く(Ctrl + Shift + Esc)
  2. RGB管理ソフトを右クリック → 「タスクの終了」
  3. Windowsのスタートアップアプリ設定で無効化(Windowsキー → 「スタートアップアプリ」を検索)

RGBの設定をBIOSに保存する

一部のマザーボードでは、RGBの設定をBIOSに保存し、Windows上でRGB管理ソフトを使わずにライティングを維持できます。

手順:

  1. PC起動時に DELキーまたはF2キー を押してBIOSに入る
  2. RGB関連の設定をオフまたは固定
  3. 設定を保存し、RGB管理ソフトをアンインストール

軽量な代替ソフトを使う

RGB管理ソフトの代わりに、より軽量なソフトを使用することでパフォーマンスを向上できます。

  • OpenRGB: オープンソースで軽量、複数ブランドのRGBデバイスを統一管理可能
  • SignalRGB: カスタマイズ性が高く、シンプルなインターフェース

それでもカクつく場合の追加対策

  • Windowsの最適化: 「ゲームモード」の設定を有効化
  • 最新のドライバを適用: GPU・チップセットドライバを最新に更新
  • PCの冷却強化: 温度が高いとサーマルスロットリングが発生し、ゲームのカクつきにつながる

まとめ

  • RGB管理ソフトはPCのパフォーマンスに影響を与える可能性がある
  • CPU・メモリ使用率が高い場合は、プロセスの停止やBIOS設定を活用
  • 軽量な代替ソフト(OpenRGBやSignalRGB)を検討する
  • Windowsの最適化や、ソフトを最新に更新
  • 改善しない場合は、RGBライティングソフト以外が原因の可能性も

RGBライティングを楽しみつつ、最高のパフォーマンスでゲームをプレイしましょう!

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この記事を書いた人

小学生の頃に『ポトリス』でPCゲームデビュー、2005年には『スペシャルフォース』でFPSにドハマり。PCを自作しながら様々なゲームをプレイし続け、気づけばFPS歴は20年目、格ゲーは11年目に突入。ゲーミングデバイス、周辺機器大好き。読者ファーストをモットーにブログを執筆中。

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