この記事では、PCでゲームをしている時に時々一瞬だけカクついたり、プチフリのような現象が起きてガクッとfpsが落ちる現象を直す方法を書いていきます!
- 高スペックのゲーミングPCなのにカクつく
- 推奨スペック以上の構成なのに明らかにfpsが出ない
- ゲームをプレイしていると一瞬だけカクついたりプチフリする
- ゲームの負荷が上がるとガクッとfpsが落ちる
ちなみに、俺もPCでゲームをする時に一瞬のカクつきや、急激にフレームレートが落ちる現象に数年も悩んでいました。
特にAPEX LEGENDSはカクつきまくった。。。
しかし、これから紹介する対処法で見事に改善したのでぜひ最後まで読んでいってください。
PCの故障や不具合じゃない限り、改善できる可能性があります!
それでは早速紹介していきます!
対処法1:OSをクリーンインストールする
いきなりですが、一番手っ取り早い対処法を紹介します。
それは、OSをクリーンインストールする事です。
かくいう俺もこの方法で長年悩まされていたカクつきが改善されました。
OSのクリーンインストールとは?
以前にインストールしたファイルやデータを完全に削除してから、OSを再度インストールすること。
ストレージが初期化されるため、PCをまっさらな状態に戻す事が出来る。
ゲームがカクつく原因の一つとして、裏で動いている一部のプロセスが原因という事があります。
しかし、これまで何年も使ってたくさんのアプリをインストールしてきたPCでは、裏でたくさんのプロセスが動いているので原因を見つけ出す事が困難な場合があります。
そんな時は、余計な事は考えずにさっさとOSのクリーンインストールをしましょう。
当ブログでは、別の記事でOSのクリーンインストールのやり方をPC初心者でも分かるように解説しています。
よかったらこちらもご覧ください!!
対処法2:インターネット回線を乗り換える
オンラインゲームがカクつく場合は、インターネットの回線速度が遅い事が原因かもしれません。
その場合は、現在契約しているネット回線から、他の回線業者に乗り換えましょう。
平均回線速度 | 100Mbps↑ |
平均Ping値 | 15ms以下 |
回線速度テストをしてみて、表の数字に当てはまらない場合は要注意です。
特にPing値が高いと「ラグい・重い」の原因に直結します。
ネット回線を乗り換えるなら、この記事を参考にしてください。
ゲームに最適なネット回線をずばり紹介しており、さらにネットが遅い時の対処法も書いています。
ぜひ参考にしてみてください!
対処法3:RGBライティング管理ソフトを無効化する
RGBライティングを管理するソフトを無効化すると、ゲームのカクつきが改善される可能性があります。
特にPCパーツを光らせているなら注意が必要で、PCパーツのRGBライティング管理ソフトは重たい傾向にあるため、CPUに負荷が掛かってゲームがカクつく原因となっているパターンがよくあります。
ライティングだけでは無く、CPUクーラーの風量をコントロールするようなアプリも結構重たいため要注意です。
CPUクーラーやPC内部のファンはアプリではなくBIOSで管理、制御するのがおすすめです。
対処法4:各アプリのオーバーレイを無効化する
アプリのオーバーレイ機能は便利ですが、時にカクつきの原因になるほど重たかったりします。
対処法3では、
- GeForce Experience
- Steam,Origin
- ディスコード
各アプリごとに、オーバーレイを無効化する方法を書きます。
NVIDIA GeForce Experienceのオーバーレイを無効化する
NVIDIA GeForce Experienceのゲーム内オーバーレイを無効化してみましょう。
ゲーム内オーバーレイはPCのパフォーマンスを落とす要因となっている場合があります。
無効化の方法は、GeForce Experienceを開いたら右上にある【歯車マーク(設定)】>【全般】を選択後、上の画像の赤枠部分でオフにできます。
APEX LEGENDSなど一部のゲームでは、GeForce Experience自体を削除するとカクつきが直ったとの報告が多数あるため、いっその事GeForce Experienceを削除してしまうのもありかもしれません。
ここではNvidiaのアプリを例に説明しましたが、AMDのグラボを使っている方も同様にゲーム内オーバーレイをオフにしてみてください。
steamやOriginのゲーム内オーバーレイを無効化する
steamやEAのoriginなどのゲームプラットフォームアプリのゲーム内オーバーレイを無効化してみましょう。
GeForce Experienceと同じ理由で、こちらも余計な負荷が掛かっている場合があります。
ここではsteamを例に説明します。
steamアプリを起動したら、左上の【steam】>【設定】を選択してください。
設定を開いたら、画像内①の【ゲーム中】を選択すると、一番上にオーバーレイのオン/オフを設定する項目が出てきます。
Discordアプリのゲーム内オーバーレイを無効化する
通話アプリのディスコードを使っているなら、これが意外と盲点だったりします。
ディスコードアプリにもゲーム内オーバーレイの設定項目が存在するので、カクつく原因を探すときには無効化するのがおすすめです。
無効化する方法は、ディスコードアプリを開いたら【歯車マーク(設定)】を選択し、画像にある【ゲームオーバーレイ】から設定できます。
対処法5:PCの電源オプションを設定する
PCの電源オプションで、【HDDの電源を切る】を0分(無し)に設定しましょう。
ここを設定しておかないと、HDDの電源が定期的に切れてしまうためプチフリの原因になります。
やり方は、【コントロール パネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション>プラン設定の編集】から行えます。
①コントロールパネルを開いたら、【ハードウェアとサウンド】を選択する。
②【電源オプション】を選択する。
③自分が使用しているお気に入りのプランの【プラン設定の変更】を選択する。
※ゲームをする時の電源プランは、バランス(推奨)か、高パフォーマンスを使用してください。
④【詳細な電源設定の変更】を選択する。
⑤一番上の【ハードディスク】>【次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る】の設定(分)をゼロにする。
以上で、電源オプションの設定は完了です。
俺は電源プランをバランスモードに設定してゲームをしていますが特に問題は起きていません。
人によっては高パフォーマンスモードを推奨していますが、実際は環境によりけりだと思います。
ちなみに、俺が使用しているCPUは記事執筆時点(2023/08/05)でRyzen 7 3700Xです。
対処法6:スタートアップアプリを見直す
スタートアップアプリがどんなものが有効になっているか確認しましょう。
スタートアップアプリは、Windows起動時に一緒に自動で起動するアプリの事です。
タスクマネージャーを開いたら、【スタートアップアプリ】を選択すると、設定をいじれます。
このスタートアップアプリの量が多いと、裏でたくさんの負荷が掛かってしまうため、ゲームのパフォーマンスが落ちている原因になりやすいです。
必要に応じて、無効化したりアプリ自体を削除しましょう。
対処法7:PCの温度が高温になり過ぎないようにする
PCはとにかく高温に弱く、熱を逃がしてあげないとパフォーマンスが分かりやすく低下します。
あなたのPCは大丈夫?
- PCの内側や外側にほこりが溜まっている
- PCケース内の空気の循環が悪い
- CPUを冷やせていない
PCの内側や外側にほこりが溜まっている場合
PCケースの排気穴や、内部のファンなどは特にほこりが溜まりやすいです。
そして、ほこりが原因で上手く空気が循環されず、熱がこもってしまっている事がよくあります。
内部の掃除は月1程度、PCケース外部のほこりはこまめに掃除機やハンディクリーナーで吸いましょう。
PC内の空気の循環が悪い場合
これは、いわゆるエアフローが悪い状況です。
PCケースのサイドパネルを外した状態でゲームをしてみてください。
その状態で、さらに扇風機をPCに当ててみるのも有効です。
もしもPCのパフォーマンスが改善されたら、PC内部のエアフローが悪いせいで高温になっている事がカクつきの原因となります。
排熱性能が良いPCケースに変更しましょう。
CPUを冷やせていない場合
CPUの冷却が足りないと、PCのパフォーマンスがガクッと落ちます。
この場合は、
- CPUクーラーを掃除する
- CPUクーラーを変更する
- CPUグリスを塗りなおす
これらのことをすると改善するかもしれません。
グリスは、OC Master SMZ-01Rを使っておけば間違いないです。
クーラーは、空冷だとRyzen7 7800X3Dも冷やせるAK620 R-AK620-BKNNMT-Gがおすすめです。
水冷なら、Ryzenはもちろん、Intelの第13世代CPU以降も冷やせるLS720 R-LS720-BKAMNT-G-1がおすすめです。
※サイズがでかいのでPCケースに入るか要確認。
対処法8:BIOSを更新する
BIOSのバージョンが原因で、CPUが正常に動かずPCのパフォーマンスがガタ落ちという事があります。
この場合は使用しているマザーボードのBIOSのバージョンをアップデートしましょう。
多くのマザーボードは、メーカー製品情報ページの【サポート】に飛ぶと、最新のBIOSをダウンロードできます。
最新BIOSのダウンロード方法
ここではASUSのTUF GAMING B760M-PLUS D4を例に説明します。
①検索エンジンで、「マザーボードの品名」で検索してメーカー製品サイトにアクセスする。
②【サポート】と書かれている箇所を見つけてクリックする。
③【ドライバーとツール】を選び、「BIOS&FIRMWARE」と書かれた場所をクリックするとBIOSをダウンロードできます。
これでBIOSがダウンロードできます。
BISOのアップデート方法
BIOSのアップデート方法は、マザボの各メーカーサイトのページを確認してください。
例:「ASUS BIOSの更新方法」
などで検索するとページがヒットします。
今回はここまで
ゲーマーならどれも思い当たる節があるものばかりだと思います。
ぜひこの記事で紹介した事を試していただき、カクつきやプチフリが改善される事を祈っています!!
さらに、今後も新たな原因や対処法が分かった際には追記していきます!
「自分はこんな事が原因だったよ!」、「○○をこうしたらカクつきが直ったよ!」などなど、コメントで教えてくれると嬉しいです!!
それでは最後まで読んでくれてありがとうございました!
違う記事も読んでいってくださいね~!
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