カプコンですら最新GPUをすぐ入手できない…!?ゲーム業界の裏側が垣間見えるニュース
こんにちは!俺しらべのおれごです。
PCゲーマーが期待するビデオカードの最新技術は、開発者とハードウェアメーカーの協力によって実現されます。しかし、“PC GAMER”によると、Nvidiaの最新GPU「RTX 5000シリーズ」は『モンハンワイルズ』開発チームに事前提供されておらず、DLSS 4の正式対応が初日から行われるかどうかは不透明です。
この記事では、その背景や現状、さらにユーザーができる対応策について詳しく解説していきます。
Nvidiaとカプコンの連携に期待も…
- 『モンスターハンター ワイルズ』は2025年最大のタイトルの一つとして期待される。
- 通常、NvidiaやAMDは発売前のゲームと協力し、最適化やドライバ対応を行う。
- そのため、RTX 5000シリーズ発表後、カプコンが新GPUを事前に受け取っていると予想された。
2025年の目玉タイトルとなることが確実視されている『モンスターハンター ワイルズ』。PC版のクオリティを最大限に高めるため、Nvidiaとカプコンが緊密に連携すると予想されていました。
特に、通常であればNvidiaやAMDはゲーム開発者と協力し、事前にドライバの最適化や新技術の導入を進めます。しかし、今回のケースでは事前に最新GPUが提供されなかったことが明らかになりました。
カプコンはRTX 5000シリーズをまだ受け取っていない?
- 『モンハンワイルズ』のディレクター徳田優也氏に2025年1月15日にインタビュー。
- RTX 5000シリーズ発表(CES 2025)から9日後の時点で、開発チームには何の通知もなし。
- その後の動向は不明だが、事前提供される可能性が高いと考えられていた。
“PC GAMERのライターであるウェス・フェンロン氏”が、2025年1月、NvidiaがCESでRTX 5000シリーズを発表してから9日後、『モンハンワイルズ』のディレクターである徳田優也氏にインタビューを行いました。
その際、新GPUをすでに受け取っているか、またDLSS 4対応が初日から可能かどうかを尋ねました。しかし、返答は「どちらもNo」。
この時点では、開発チームにはNvidiaからの連絡すらなかったことが判明しました。
DLSS 4対応はいつになるのか?
- 現在の『モンスターハンター ワイルズ』ベータ版&ベンチマークではDLSS 3.7.10を使用。
- AMDやIntelのアップスケーリング技術にも対応しているが、DLSS 4の実装時期は未定。
- 徳田氏「まずテストが必要。正式対応の可否も含め、まだ判断できる段階ではない。」
『モンハンワイルズ』のPC版ベータやベンチマークでは、既にDLSS 3.7.10が導入されています。しかし、DLSS 4の正式対応については未定であり、徳田氏も「テストが必要」と慎重な姿勢を示しました。
新技術の導入には検証が必要であり、初日からの対応は難しそうです。
ユーザー側でDLSS 4を試す方法もあるがおすすめしない
- DLSS Swapperを使用すれば、DLSS 4を手動導入可能。
- RTX 5000シリーズ専用ではなく、RTX 3070などでも動作。
- ただし、オンラインゲームで使うとチート検知に引っかかる可能性も
どうしてもDLSS4を使いたいなら、DLSS Swapperを使う方法があります。これはRTX 5000シリーズ専用の技術ではなく、RTX 3070などの既存のGPUでも利用可能です。
ただし、DLSS Swapperはゲームファイルを上書きするため、アンチチートが導入されているオンラインゲームではチート検知に引っかかる可能性があるためおすすめしません。
『モンスターハンター ワイルズ』のベンチマークで使うのは問題ありません。
まとめ
- 発売してからしばらくは『モンハンワイルズ』はRTX 5000シリーズの恩恵を最大限に受けられない。
- 現時点ではDLSS 4の正式対応は未定。
- DLSS Swapperを使えばユーザー側でDLSS4を適用できるがおすすめはしない。
今後のアップデートでDLSS 4の正式対応が発表される可能性もありますが、少なくとも現時点では未確定です。RTX 5000シリーズの性能をフルに活かせる日がいつ来るのか、今後の続報に期待しましょう!
ここまで読んでくれてありがとうございました!
また別の記事で会いましょう!


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