本記事では、HORI製格闘ゲーム用ゲームパッド「ファイティングコマンダーOCTA(オクタ)」の外観や使用感をレビューします。
俺の格ゲープレイ歴
・ストリートファイター4シリーズ:800時間~1000時間くらい
腕前
・スパ4AEで最高PP4000程
(当時では上級者のはず)
ちなみに、俺は今までアケステを使って格ゲーをプレイしていました。
そのため、真面目にゲームパッドを使って格ゲーをするのは今回のスト6が初です。
オクタはスト6が発売されて以降、かなり売れているゲームパッドですがその性能やいかに!?
では早速ですが、格ゲー経験者の俺がスト6でオクタを使ってみて感じたメリットとデメリットがこちら!
メリット
- 天面のボタン配置が6ボタン
- 斜め入力が意識されている十字キーとアナログスティック
- 天面ボタンがメカニカルスイッチで高級仕様
- ボタンマッピングや十字キーのデッドゾーン調整が可能
- PS5/PS4/PCに対応
デメリット
- 十字キーの入力に慣れがいる
- 背面ボタン無し
- 右スティック無し
結論
結果だけ言うと、格ゲー用途なだけあってスト6で普通に使いやすかったです!
天面6ボタンはアケステ勢にはよく馴染む配置。
逆にパッド勢には違和感があると思いますが、ぶっちゃけ慣れるまでの問題です。
ちなみに、通常のゲームパッドのような使い方も可能!
そして、デメリットも勿論あります。
以降からは、外観や使用感に加え、さらに細かいメリットとデメリットを書いていきます!
最後まで読んでくれたら、オクタの使用イメージが分かると思いますよ!!
購入した経緯
2023/06/02にストリートファイター6が発売されましたが、俺もすぐにPC版を購入。
展開が早く、かなり面白い格ゲーで日々練習しながら楽しんでいます。
はじめの内は、純正箱コンを使ってスト6を遊んでいました。だけど、これまでアケステを使ってスト4を遊んでいた経緯もあってパッドの操作が難しい・・・。
特に純正箱コンだと十字キーやアナログスティックを使った細かいコマンド入力ができず(泣)
ということで、他に格ゲーに使えそうなパッドを探してみたところ、ファイティングコマンダーOCTAを発見!!
すぐに購入してみたというわけです。
OCTAの外観
まず目に入るのが天面のボタン配置。
6ボタンが配置されているのですが、これはアケコンやゲーセンにあるビデオゲーム筐体と同じ並びです。
十字キーは8方向の入力を意識したデザインです。
アナログスティックも同様に8方向の入力がしやすいよう設計されています。
スティックは斜め入力がしやすいようにカクカクと動かせるので、コマンド入力しやすいです。
上部のボタン配置は特殊で、右側にL1/L2があり、左側にR3/L3が配置されています。
通常のゲームパッドだと、無駄になりがちなアナログスティックの押し込みを上手く活かしたデザインですね。
タッチパッドボタンも搭載しているのでトレモのリセットも楽ちん。このタッチパッドはPCでも機能します。
裏面には三段階で調節できるロック機能が付いていて、タッチパッドやオプションボタンを反応させなくする事も可能。
誤入力を防ぐのに役立ちます。
OCTAの使用感
OCTAの使用感を部分毎に分けて書いていきます。
動画も載せておくのでよかったらご覧ください。
天面ボタン
- カチカチとしたクリック感があるボタン
- 軽い押し心地
- 同時押しがしやすい
- ボタン割当てを変更できる
天面6ボタンはメカニカルスイッチ式となっています。
カチカチとした押し心地で確かなクリック感があるため、ボタンを押せているかどうかが明確に分かるようになっています。
ボタンは軽い感触で押せて、ボタンの深さは浅いため同時押しがしやすいです。
ボタン類は、PCがあればボタンマッピングの設定が可能です。
□ボタンをR1ボタンにしたり、R1ボタンをL1ボタンに変更するなど好きなように割当て変更が可能です。
- 慣れるまでは押し間違えが多発する
- □ボタンからR1ボタンまでの距離が遠い
従来のパッドは全て十字型に4ボタンが配置がされています。
しかし、オクタは6ボタンに数が増えている以外にも若干ボタンの並びがズレています。
この違和感が、オクタを使う上で一番の壁です。が、
慣れの問題が大きい部分なので、根気よく使い続ければ解消されます!
上部のボタン
- ストロークが浅めで押しやすい
- トリガーロックは無し
上部のボタンはL1、L2、L3、R3の4つが配置されています。
トリガーロックなどはありませんが、ストロークは浅めなのでボタンを押してから割りとすぐに反応してくれると思います。
押した時の感触は普通か、若干軽く感じます。
ボタンの面積も広いので、人差し指一つで前側後ろ側どちらも押しやすかったです。
特に無し
十字キー
- 8方向を意識した設計
- シームレスに操作できる
- デッドゾーンを調整できる
十字キーは見た目も作りも8方向を意識したデザインです。
さらに、継ぎ目が無いシームレスな十字キーなので斜め入力がしやすいような設計です。
PCがあれば、十字キーのデッドゾーンも調整できます。
デッドゾーンは6段階で設定可能で、グラフの内側に設定するほど反応しなくなります。
俺は特に調整せずにそのままで使っています。
- 凹凸があるので指が痛くなる
- 斜め入力は意識しないと反応が鈍い
十字キーはプラスチック素材かつ起伏があるので、長時間プレイしたり力を入れすぎると指が痛くなります。
あとは、斜め下入力の反応が悪いように感じました。
デッドゾーンは一番低く設定し、すぐに反応するように調整済み。
それでも、明確に意識しながら斜め下を入力しないと反応しません。
普通のパッドよりは入力しやすいですけどね。
アナログスティック
- 8方向を意識した設計
- コマンド入力がやりやすい
- 指が痛くならない
- L3ボタンも搭載
十字キーと同様で、アナログスティックも8方向に入力されやすいデザインです。
八角形になっていて、細かいコマンド入力も容易に可能でとても使いやすいです。
オクタは上部の左側にL3ボタンが付いていますが、スティックの押し込みでもL3が使用できます。
- ダッシュコマンドがやりにくい
- さらにそのせいで指が疲れる
ゲームパッド全般に言える事ですが、アナログスティックだとダッシュコマンドが出しにくいです。
オクタも例外では無く、俺は特に1P側でダッシュを素早く入力するのが難しい・・・。
さらに、ダッシュが出しにくいせいで親指が疲れます。
そして、ダッシュをするたびに親指が疲れる→疲れると尚更ダッシュが出しにくいという悪循環に陥りました。
試しにお手持ちのアナログスティックが付いているゲームパッドで最速を意識しながらダッシュ入力をしてみてください。
もしやりにくさを感じたり、ストレスを感じる操作感であれば、それはオクタでも同様に起こる問題となるでしょう。
個人的には、ダッシュを多用するスト6には十字キーをメインにオクタを使う事をおすすめします。
サイズ感
- 全体的なサイズは大きめ
- グリップは良い
- 手が小さいと使いにくいかも
- 持ち運びが楽
オクタのサイズは(W)約170mm ×(D)約90mm ×(H)約48mm
重さは230g(公表値)、実際に持ってみると軽いです。
持ち運びも楽々でパッドの強みも十分発揮。
グリップは手が平均~大きめならフィットしやすい大きさです。滑り止めは付いていないです。
全体的に大きめの作りなので手が小さいならフィットしない可能性はあります。
まとめ
ファイティングコマンダーOCTAの総評はこちら
- 天面6ボタンがメカニカルスイッチ
- 上部のボタンが軽くて押しやすい
- 握り心地が良い
- 十字キーもスティックもコマンド入力がしやすい
- 意識しないと十字キーの斜め下入力が入りにくい
- スティックでダッシュコマンドが出しにくい
- 背面ボタンが無し
- 右スティックが無し
こうみると気になった所が多いですが、冒頭でも書いた通りスト6で十分使いやすい格ゲー用ゲームパッドなのは間違いないです。
個人的には背面ボタンが付いていれば、ダッシュコマンドもやりやすいし、他の操作も割当てられるしで満点でした。
ハードへの接続面では、PCやPS4、PS5に対応していてとても使い勝手が良いです。
APEXなどのFPS同様、格ゲーもパッドが強い時代ですが、オクタは本気で格ゲーを極めたい方にも、エンジョイで楽しみたい方にも幅広くおすすめできるゲームパッドです。
ぜひ使ってみてください!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではまた~。
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