【まだ間に合う】無料で使えるデータ復旧ソフトMiniTool Power Data Recoveryをレビュー

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この記事は、USBメモリやHDD、SSDのデータを復元したい人に向けた、データ復旧ソフト『MiniTool Power Data Recovery無料版』のレビュー記事です。

こんな悩みはありませんか?
  • 間違えてUSBメモリのデータを消してしまった
  • フォーマットしたSSDのデータを復元したい
  • 無料でデータ復元が試せるソフトがあったら教えてほしい!!

結論

MiniTool Power Data Recoveryを使えば解決するかも!!

無料版は機能に制限がありますが、1GBまでならデータを復元できます。

ストレージのスキャンは無制限で可能プレビューは2GBまで対応しているので、目当てのデータが復元できるか確認してから製品版を購入するという使い方もできちゃいますよ。

データが飛んでしまっても諦めるのは早い!まだ間に合います!

ちなみに、無料版で出来ること、出来ないことはこんな感じ!

『MiniTool Power Data Recovery 無料版』で出来ること

  • フォーマットをしたドライブを復元
  • 間違えて削除してしまったデータを復元
  • 復元前にスキャンしたデータの中身が確認できる
  • 日本語でサポート対応してくれる(メール)
  • 復元可能なデータ量は1GBまで

『MiniTool Power Data Recovery 無料版』で出来ないこと

  • 復元可能なデータ量を無制限に
  • 前回のスキャン結果の再読み込み
  • .rssファイルを手動でインポート
  • WinPE Bootable Builder機能
  • バージョンのアップグレード

※製品版を購入すると全て出来るようになります

以上を踏まえて、自分に合ってそうだな、使いたい機能があるなと思ったらぜひインストールしてみてください。ダウンロード方法や使い方はこれから説明しますね!

目次

ダウンロードとセットアップ

Windows版を元に説明していきますが、Mac版もやり方は同じです!

.『MiniTool Power Data Recovery』にアクセスし、「Windows版を無料体験」をクリックしてダウンロードします。

Macを使っている人は「Mac版を無料体験」を選択してください。

2.ダウンロードが終わったら「pdr-free-online.exe」を開きます。

3.「カスタムインストール」をクリックし、インストールしたい任意の場所を選んだら「今すぐインストール」を押します。

復元したいデータがあるドライブは選ばないでください!
そこにインストールすると、復元したいデータに上書きされて復元不可になります。

4.【警告】を確認し、「はい」をクリックするとインストールが始まります。

5.インストールが完了したら、「今すぐ開始」を押すとソフトが起動します。

各項目の説明

ホーム画面からアクセスできる各項目を説明します。

①基本設定タブ
  • カギマーク:製品版の購入、ライセンスの登録
  • ディスクマーク:WinPE環境で動かしたい人向けの宣伝
  • サポートマーク:公式サポートセンターへのリンク
  • ≡(バーガーボタン):言語設定、オンラインヘルプなど
ホームボタン、ユーティリティ、スキャン設定
  • このPC:ホームに戻る
  • ユーティリティ:MiniTool社の他ソフトの宣伝
  • スキャン設定:スキャンしたいファイル形式を指定できる
接続中のドライブを確認/スキャンの実行
  • 論理ドライブ:実際に読み書きできる空き容量を表示
  • デバイス:接続中のドライブを表示

※どちらを選んでも目当てのドライブを選択でき、スキャンを実行できます。

④特定の場所から回復する
  • デスクトップ:デスクトップ内をスキャンする
  • ごみ箱:ごみ箱をスキャンする
  • フォルダを選択:任意のフォルダを参照してスキャンする
  • 手動で読み込む:復元結果を確認できる(無料版では使用不可)

実際に復元してみる

データを復元する時の流れ

  • 復元したいドライブをスキャンする
  • 復元可能なデータの中身やサイズを確認
  • 復元するデータの保存先を選択する
  • 復元完了

今回は、検証用に中身が空のUSBメモリ(16GB)を用意しました。

このUSBメモリに画像データ5枚を保存したあとに、それらを完全に削除します。

その削除した画像を『MiniTool Power Data Recovery 無料版』で復元してみます。

5枚の画像を削除後に復元します

1.復元したいドライブを選択してスキャンする

今回はUSBメモリを選んでスキャンします。

ドライブ選択に迷う場合は、「デバイス」タブに切り替えると分かりやすくなります。

スキャン中は何もせずに完了するまで待ちましょう。

スキャンが完了すると、復元可能なデータが「紛失したファイル」に全てまとめられます。

「USBメモリに5枚の画像データだけを入れる→削除する→スキャン」をしたはずが、
合計5GB超のファイルが検出されました。

これは、今回用意した画像データをに加えて、
過去に削除した他のたくさんのファイルが一緒に検出されたということ。

取り戻したいデータがある人にとって希望が持てますね!

2.復元したいファイルを確認する

「タイプ」を選択すると、ファイルが各カテゴリごとに分かれて表示されます。

画像データを復元したいので、「画像」フォルダを開きました。

選択したファイルの中身は右側に表示されます。

目当てのファイルにチェックをしたら「保存」を押します。

※チェックが付いているファイルが復元されます。

3.復元するデータの保存先を選択する

保存先は復元したいデータが入っていないドライブを指定してください。

今回はUSBメモリのデータを復元したいので、保存先はドライブCにしました。

好きなドライブに新規フォルダの作成も可能です。

ドライブCに新規フォルダを作成して保存先に指定した

保存先が決まったら「OK」を押します。

「回復完了」と表示されたら復元できた合図。
一緒に残りのデータ復元容量も表示されます。

4.無事に復元されているか確認しよう

3で指定したフォルダに移動し、問題無ければ復元完了です。

お疲れ様でした!!

※復元データのファイル名は「復元された○○ファイル」に変更されます。

使ってみて分かった良いところ、気になるところ

MiniTool Power Data Recovery 無料版を使ってみてよかったところは、

  • シンプルなUIで直感的に操作がしやすい
  • 多くのファイル形式に対応している(詳細はこちら
  • プレビュー機能でファイルの中身を確認できる
  • ファイルサイズが1GB以内なら無料版で十分に対応できる
  • 無料版でも問い合わせればサポート対応してくれる

実際に使ってみて、自分が取り戻したいファイルを問題無く復元できました。

複雑な操作も必要ないのでこういうシンプルなソフトは大好きです。

無料版は1GBの制限はありますが、簡単なデータ復元であれば完全無料で対応できます。

何か困ってもメールなら日本語でサポート対応してくれますよ。

気になったところは、

  • 1GBを超えるデータには対応できない
  • WinPE Bootable Builder機能は製品版のみ
  • スキャン結果は保存ができるが読み込みは製品版のみ

ずばり、制限関連が気になります。

仕方ない事ですが、無料版は絶妙にかゆいところに手がとどかない。

とはいえ、基本的な復元能力は確認できるので一度試してみるのが良いですね。

その上で、本格的な復元機能が必要なら製品版を買うのがおすすめです。

総評

MiniTool Power Data Recovery 無料版は復元ファイルの容量や機能に制限がありますが、基本的なデータの復旧に十分対応できるソフトウェアでした。

操作は簡単で、スキャンした後も目的のファイルにたどり着きやすく、復元も問題ない。

無料で試せるデータ復旧ソフトを探しているなら、MiniTool Power Data Recovery 無料版はおすすめです。

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この記事を書いた人

小学生の頃に『ポトリス』でPCゲームデビュー、2005年には『スペシャルフォース』でFPSにドハマり。PCを自作しながら様々なゲームをプレイし続け、気づけばFPS歴は20年目、格ゲーは11年目に突入。ゲーミングデバイス、周辺機器大好き。読者ファーストをモットーにブログを執筆中。

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