【PULSEFIRE HASTE 2 WIRELESSレビュー】穴あき加工無しで60gの軽量マウス

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ハイスペックのセンサーが付いていて穴開きじゃないワイヤレスマウスは無いかな~?

そんなマウスを探しているならこれがおすすめ!

HyperX Pulsfire Haste 2 Wireless!!

Pulsefire Haste 2 WIRELESSの特徴
  • 肉抜き加工無しで重さ60g
  • 手のサイズが平均-大きめに適したサイズ感
  • PAW3395ベースのセンサーを搭載
  • LoDを設定できる(1mm/2mm)

Pulsefire Haste 2 WIRELESSの概要

Pulsefire Haste 2 WIRELESSは、ヘッドセットやマイクを始めとした数多くのゲーミングデバイスを生み出しているHyperX製のワイヤレスゲーミングマウスです。

裏表ともに穴あき加工無しのソリッドシェルでわずか60gの軽さ

センサーには、HyperX社オリジナルのHyperX 26K Sensorが搭載。
さらに、LoDが1mmまたは2mmに切り替え可能です。

本記事では、HyperXの本格的なゲーミングマウスをレビューしていきますのでぜひ最後まで読んでいってください!

このブログでは、FPSゲーム歴15年の管理人がガジェットやゲーミングデバイスのレビュー、そしてより使いこなすためのおすすめ設定などを解説しています。読んでくださる方の役に立てるようなブログを目標に日々記事を更新しています!

目次

パッケージ内容

  • マウス本体
  • ワイヤレスレシーバー
  • USB延長アダプター
  • USB-Cケーブル
  • クイックマニュアル類
  • マウスソール
  • グリップテープ

レシーバー・USB延長アダプター

USB延長アダプター
ワイヤレスレシーバー
合体

USB-Cケーブル

ケーブルはやわらかい布製。

長さは1.8mです。

予備マウスソール

予備マウスソール付き。

普通に嬉しいです。

グリップテープ

マウスのグリップ力を高めるテープ付き。

貼る際は慎重に。

製品デザイン

Pulsefire Haste 2 WIRELESSのサイズや質感、性能などを詳しく見ていきます。

色展開は黒と白の二色。
今回は黒色を購入してみました。

やはり黒はシックでかっこいいですね。

Pulsefire Haste 2 WIRELESSのスペック

センサーHyperX 26K Sensor
DPI最大26000 dpi
ポーリングレート125 – 1000 Hz
IPS速度650 IPS
加速度50 G
ボタン数6 個
メインスイッチHyperX Switch
接続方式有線/2.4GHz/bluetooth5.0
オンボードメモリあり
1つのプロファイルを本体に保存可能

サイズ・形状

長さ124.3 mm
66.8 mm
高さ38.2 mm

Pulsefire Haste 2 WIRELESSのサイズは、124.3mm×66.8mm×38.2mm。

左右対称型でミディアムサイズ。

左右のくびれがほぼなく、手のひらにフィットするようなアーチが特徴的です。

左:AEROX 3 WIRELESS
右:Pulsefire HASTE 2 WIRELESS

Pulsefire Haste 2 WIRELESSは、steelseries AEROX 3 WIRELESSと形が似ています。

具体的には、Pulsefire Haste 2 WIRELESSの方が長さが3mm長く、AEROX 3 WIRELESSの方が若干高さがありますが、横幅はほぼ同じです。

つまり、AEROX 3 WIRELESSの形状が好きだけど、長さが若干物足りないと感じるなら、Pulsefire Haste 2 WIRELESSがぶっ刺さる可能性があります。

AEROX3 WIRELESSの詳細はこちらをご覧ください。

本体の重量

重量(メーカー公表値)60 – 61 g

Pulsefire Haste 2 WIRELESSの重さは、実測で60gでした。
裏表ともに穴あき加工無しでこの軽さは嬉しい。

個人的には、60g以下になるとローセンシで使っても手や腕の疲れが軽減されて使いやすい重さに感じます。

質感・ビルドクオリティ

筐体メイン素材プラスチック
ホイールラバー、ゴム

マウスケースはマット仕上げのプラスチック素材。
表面は若干ザラザラとしているので、持ち上げた時に滑りにくいです。

万が一持ち上げにくい場合は、付属のグリップテープを貼れば改善されます。

ホイールの回し心地はクリクリっとしたシンプルなもの。
押し込みも特に問題無く、スムーズに押せます。

ボタンの数とクリック感

ボタンの数6個
メインスイッチHyperX Switch

Pulsefire Haste 2 WIRELESSボタン数は計6個、メインスイッチとサイドボタン2つに加え、ホイール押し込みとDPI変更ボタンが搭載。

メインスイッチは、HyperXオリジナルのHyperX Switchを採用し、クリック寿命は1億回と高寿命です。

クリック感はいわゆるメカニカルスイッチっぽいカチカチした感じ。

サイドボタンの押し心地は軽く、こもった音で静かです。

クリック音はこんな感じ

マウスソール

ソールの種類100%バージングレードPTFE

初期マウスソールはフッ素樹脂のもので、四隅と中央のセンサー周りに一つ、計5つが付いています。

ソールの滑りはザラッとしたような感覚でやや重たく感じました。

俺は重めが好きなのでこのままで良いですが、
サラサラとした滑り心地が好みならソールの変更をおすすめします。

接続方式・バッテリー

接続方式有線/2.4Ghz/bluetooth5.0
バッテリー最大持続時間約100時間

接続は、有線と2.4Ghzの他にbluetooth5.0に対応します。

複数機器に切り替えて接続しやすいですね。

バッテリーは370mAhのものを搭載。
フル充電で約100時間ほど持ちます。

マウスの持ち方の相性

フィットするマウスの持ち方は、マウスの形状と使用者の手のサイズによって異なります。

ここでは管理人の俺の手のサイズを参考に握った時の感触をチェックします。

俺の手のサイズは「長さ 20 cm × 幅 10 cm
平均より少し大きめ、指の太さは細めです。

かぶせ持ち

快適度(3.5)

俺の手のサイズでは、かぶせ持ちとの相性は微妙。

持てなくは無いですが、メインスイッチ部分から指がはみ出します。

でも、マウスのサイズの長さが124.3 mmとやや長いため手のひらのフィット感は良いです。

サイドの薬指と小指もギリギリ収まっているので、持てなくは無いが・・・う~ん。

手のサイズが大きめなら、かぶせ持ちはかなり好みが分かれそうなマウスです。

つかみ持ち

快適度(4.5)

俺の手のサイズとつかみ持ちとの相性は抜群です。

手のひらの中央下辺りにちょうどフィットし、サイドは力が入ってもサイドボタンを誤入力しない位置に自然と親指が配置されます。

満点では無い理由は、メインスイッチ部分の指の収まりがギリギリです。

あと6mmほど長さがあれば完璧でした。

つまみ持ち

快適度(4.5)

つまみ持ちとの相性も抜群です。

左右対称つまみやすく、若干くびれた部分に指がフィットします。

軽さも60gと十分で、腕の負担も少ないです。

付属するグリップテープを貼り付ければ、人によっては満点の使い心地に化けるかも。

搭載センサーの詳細

搭載センサーHyperX 26K Sensor
DPI200-26,000(50刻み)
IPS速度650 ips
最大加速度50G
ポーリングレート125/250/500/1,000

Pulsefire Haste 2 WIRELESSのセンサーは、HyperXオリジナルのHyperX 26K Sensorが搭載されています。

センサーの性能表をみてみると、Pixart社のフラッグシップセンサーであるPAW3395とほぼ同じなのでPAW395のカスタムセンサーかもしれないですね。

それでは、センサーの位置の確認と、センサーテストをしていきます。

センサーの位置

センサーの位置によって、手首だけでマウスを動かした時のカーソルの振り幅が変わります。

センサー位置が中心を基準とした場合

  • センサー位置が前方寄り 振り幅が大きい
  • センサー位置が後方寄り 振り幅が小さい

Pulsefire Haste 2 WIRELESSのセンサー位置は、中心から1~2mmほど前方寄りに位置しています。

そのため、振り幅の偏りがほぼ無くクセがない操作感です。

センサーテスト

Mouse Testerを用いてセンサーに問題が無いかチェックしてみます。

テストしたDPI

400/800/1600/26,000

使用したマウスパッドは「Logicool G 640

xCountとxSumでテストします。
青い点が、波形から離れすぎずに一定に並んでいれば問題無し。

xCount

xSum

xCountの結果は点が荒く、飛んでいます。

しかし、xSumの結果はキレイに点が沿っていて良好でした。
xCountが荒ぶっていても、xSumで問題が無ければ実使用に影響はありません。

Pulsefire Haste 2 WIRELESSのセンサーは良好です。

1週間使用してみた感想

ここでは、Pulsefire Haste 2 WIRELESSを1週間使用してみて、良かったところと気になったところを書いてきます。

主な用途は、普段遣いとブログ執筆、ゲームです。

使用時のマウスの設定
  • DPI:800
  • ポーリングレート:1000Hz
  • リフトオフディスタンス:1mm
プレイしたゲームタイトル
  • APEX LEGENDS
  • ヴァロラント
  • レインボーシックスシージ

良かったところ

  • ソリッドシェルで重量が軽い
  • クリックのタクタイル感が気持ち良い
  • サイドボタンが軽い
  • サイドボタンのクリック音が静か
  • 大きめの手でもフィット感が良い

重量が軽い

ulsefire Haste 2 WIRELESSは、穴あき加工されていないにも関わらず、60gしかないです。

ローセンシまたはミドルセンシで扱う者としては疲れにくい丁度よい軽さでした。

穴あき加工されていないので、掃除が楽な所もポイントが高いです。

クリックのタクタイル感が気持ち良い

メインスイッチの押し心地が良く、気持ちが良いです。

重すぎない反発感があり、カチッと確実に押した事が分かるタクタイル感が癖になります。

その代わり、クリック音はやや大きいです。

サイドボタンが軽い

サイドボタンの押し心地も軽くて押しやすかったです。

昨今のゲーミングマウスはサイドボタンが重めの製品が多い印象ですが、Pulsefire Haste 2 WIRELESSはサイドボタンが軽くて押しやすいです。

サイドボタンのクリック音が静か

サイドボタンを押した時の音が静かなのも嬉しいポイントでした。

こもった音で静音化されているような印象です。

大きめの手でもフィット感が良い

Pulsefire Haste 2 WIRELESSは、大きめの手に対してフィット感が良いサイズ感でした。

特につかみ持ち、つまみ持ちとの相性が良く、自然とどちらかの持ち方をして使用していました。

一方で、かぶせ持ちとの相性は微妙で、フィット感や指の収まり具合に若干違和感がありました。

気になったところ

  • ソフトウェアが使いにくい
  • マウス本体にロゴが2つ描かれている

ソフトウェアが使いにくい

Pulsefire Haste 2 WIRELESSは、後述するHyperX NGENUITYを使用して各設定をします。

このHyperX NGENUITYに、マウスが認識されない事が何度かありました。

認識されない時は、PCの再起動やケーブルで直接接続してもだめで、結局ソフトウェアを再インストールしてやっと直った感じです。

ファームウェアで改善されるのかはわかりませんが、やや不便に感じました。

マウス本体のロゴが2つある

Pulsefire Haste 2 WIRELESSにはHyperXのロゴが全面側後ろと、左サイドに1つずつ描かれています。

ちょっと主張が激しいので、ロゴはどちらか1つだけ、あるいは1ポイントにするとスマートでシックなデザインで良いのになと思いました。

以上の二点が気になりました。

ソフトウェアに接続されない問題は困りましたが、ソフトウェアを再インストールしてからは特に問題無く使用できています。

ロゴの話もマウスの使い心地に影響するものでは無いので大した事はありませんが、好みが別れそうです。

ソフトウェアで設定できる項目

Pulsefire Haste 2 WIRELESSの各種設定は、PC用アプリケーション「HyperX NGENUITY」を使用します。

HyperX NGENUITYで可能な設定項目
  • マウスボタンの割当、変更
  • マクロの記録、割当
  • DPIの変更
  • DPIレベルの変更(5段階まで)
  • ポーリングレートの変更
  • ライティングの設定
  • リフトオフディスタンスの変更
  • 設定をゲーム毎に紐づけ
  • 設定をプロファイルに保存

と、こんな感じでゲーミングマウスではおなじみの設定項目が用意されています。

その中でも特徴的な設定項目をいくつか紹介します。

リフトオフディスタンスを変更可能

・LoDの高さを、1mmもしくは2mmに変更可能
ゲーマーなら1mmを選ぼう

HyperX NGENUITYを使えば、LoD(リフトオフディスタンス)の高さを変更可能。

設定できる高さは二種類で、1mm か 2mmを選択できます。

ゲーマーであれば低いに越したことが無いため、1mmを選んでおけば良いです。

※リフトオフディスタンスは変更可能ですが、MotionSyncの設定項目はありませんでした。

光リンクでライティング設定が可能

ライティング専用の設定項目が用意されている
・光り方効果は6種類

マウスの設定項目にもライティングの設定箇所がありますが、HyperX NGENUITYにはライティング専用の設定項目も用意されています。

通常のライティング設定では3種類だった光り方効果が、光リンクでは6種類に増えます。

光り方効果
  • 無地
  • 呼吸
  • サイクル
  • 紙ふぶき(光リンク)
  • Sun(光リンク)
  • たそがれ(光リンク)

まとめ

HyperX Pulsefire HASTE 2 WIRELESS
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ソリッドシェルで重量が軽い
  • クリックのタクタイル感が気持ち良い
  • サイドボタンが軽い
  • サイドボタンのクリック音が静か
  • 大きめの手でもフィット感が良い
デメリット
  • ソフトウェアが使いにくい
  • マウス本体にロゴが2つ描かれている

総評すると、Pulsefire Haste 2 WIRELESSは完成度が高いマウスでした。

ソフトウェア周りに若干難はあるものの、マウス自体には特に不満もなく、快適にマウスを使用できました。

センサーも性能が高いので競技性の高いゲームにも余裕で使用できます。

穴が開いていない60g以下のワイヤレス軽量マウスを探しているならかなりおすすめのゲーミングマウスです!!

最後まで読んでくれてどうもありがとうございました!

何かレビューして欲しいものがあればコメント欄よりお願いします!

それではまた~!

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この記事を書いた人

小学生の頃に『ポトリス』でPCゲームデビュー、2005年には『スペシャルフォース』でFPSにドハマり。PCを自作しながら様々なゲームをプレイし続け、気づけばFPS歴は20年目、格ゲーは11年目に突入。ゲーミングデバイス、周辺機器大好き。読者ファーストをモットーにブログを執筆中。

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