名作スターフォックスのキャラたちは当時の開発スタッフのエッセンス満載のデザインだった!!
こんにちは!俺しらべのおれごです。
『スターフォックス』のキャラクターデザインを手掛けた今村孝矢氏が、イギリスのゲーム専門誌「Edge」のインタビューで興味深い開発秘話を明かしました。
任天堂の名作『スターフォックス』は、フォックス・マクラウド率いる動物たちの宇宙での戦闘が描かれていますが、これらのキャラクターには任天堂の開発者たちとの深い繋がりがあるようです。
宮本茂の「本質」を受け継ぐフォックス・マクラウド

当初、『スターフォックス』のキャラクターは、『F-ZERO』の世界観を拡張した、よりリアルなSF設定を持つデザインでした。しかしある日、宮本茂氏が「キャラクターを動物にしよう」と提案し、フォックス・マクラウドをはじめとする動物キャラクターが誕生したのです。
フォックス・マクラウドがキツネの理由

フォックス・マクラウドがキツネになった理由はとてもユニークです。
任天堂本社の近くには、狐を祀る「伏見稲荷大社」があり、そこからインスピレーションを得たと言われています。
さらに、“フォックス”という単語は、かつて宮本茂氏の地元にあった少年野球チーム『稲荷フォックス』を見た宮本茂氏が「フォックス!かっこいい!」と気に入り、ゲームに採用したとのことです。
つまり、フォックス・マクラウドとは“伏見稲荷大社”と“稲荷フォックス”という二つの要素が含まれたキャラクターだったという事です。
他のキャラクターのモデルとなった開発者たち

主人公のフォックスだけでなく、他のキャラクターも任天堂の開発スタッフをモデルにして作られたとのことです。
- ペッピー・ヘア(うさぎ) → ディレクターの江口勝也氏
- ファルコ・ランバルディ(鳥) → グラフィックチームの渡辺剛志氏
- スリッピー・トード(カエル) → アシスタントディレクターの山田洋一氏
例えば、ファルコのモデルとなった渡辺氏は鼻が大きかったことから、ファルコの特徴的な顔つきが生まれました。また、スリッピーのモデルとなった山田氏はカエル好きだったことから、彼をモチーフにスリッピーが誕生したそうです。
開発者たちの反応は?
自分がキャラクターのモデルになったと知った開発者たちは、意外にも特に大きな反応を示さなかったようです。今村氏は「開発の真っ最中だったため、彼らは『ふーん、そうなんだ』くらいの反応だった」と振り返っています。
『スターフォックス』の今後は?

『スターフォックス』は1993年にスーパーファミコンで発売されて以来、シリーズ化され、Wii Uの『スターフォックス ゼロ』(2016年)が最新作となっています。しかし、それ以降、新作の発表はなく、今後の展開が気になるところです。
ファンとしては、switch2でシリーズ復活を期待しちゃっていいですか!?
ここまで読んでくれてありがとうございます。また違う記事で会いましょう!
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