古いグラボでも安定性の向上、ゴーストの削減、画像品質が改善される!?
NVIDIAが最新GeForce RTX 50シリーズを発表したことに加え、ゲーマーの間で注目を集めているのが、過去のGPU世代にも及ぶ大規模なドライバーアップデートです。2018年発売のRTX 20シリーズから最新モデルまで、幅広い世代のグラフィックスカードに恩恵がありそうです。
DLSS 4の対応範囲が拡大

従来の新GPUリリース時は最新世代に最適化されたドライバーが提供されるのが通例でしたが、今回のアップデートでは強化された以下の機能がRTX 20/30にも対応しています。
- DLSS Ray Reconstruction(精度向上)
- DLSS Super Resolution(アルゴリズムの改良)
- DLAA-ディープラーニングアンチエイリアシング(性能最適化)
NVIDIA公式の明言はないものの、「PC Gamer」の検証によると、これらの機能は従来モデルでも有効化可能。ただしベータ版機能については、ユーザーが手動で設定を変更する必要がある点に注意が必要です。
目玉機能である「DLSS 4 Multi Frame Generation」はRTX50シリーズのみ
RTX 50シリーズで最大の進化点とされるのが、AIが1フレーム間に最大3つの生成フレームを挿入する「DLSS 4 Multi Frame Generation」技術。これによりフレームレートが劇的に向上します。
実際のゲームプレイでは視覚的な滑らかさや遅延の少なさを体感できると報告されていますが、FPSなどの競技タイトルなどで厳密な応答性を求めるユーザーにとっては、従来のレンダリング方式との比較検証が待たれるところです。
新GPUの評価動向
ハイエンドモデルのRTX 5090については、その圧倒的な演算能力を各メディアが評価していますが、RTX 5080に関しては各ベンチマークスコアでRTX 4090に負けるなどコストパフォーマンス比に関する意見が分かれる状況。
RTX 5070や5060、AMD RX9070なども控えているため、2025年は新GPUを購入検討しているゲーマーにとってワクワクする年になりそうですね。
ではまた違う記事で会いましょう!

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