突然ですが、PS4でマウスとキーボードを使用したい!となるとまず思い浮かべるのはXIM APEXでしょうか。
しかし、実はXIM APEX以外にもPS4にマウスとキーボードを対応させるコンバーターは他にも多々あります。
その中でも、頭一つ抜けている多機能コンバーターがあります!
その名も「クロノス・ゼン」!!
この記事は、多機能コンバーターのクロノス・ゼンを実際に使用したレビュー記事になります。
これから家庭用ゲーム機でキーボードやマウスを使いたい方や、PS4やニンテンドースイッチで本来対応しないコントローラーを使いたい方はぜひ参考にして下さい!
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クロノス・ゼンとは?
まずはクロノス・ゼンとは何か簡単にご説明します。
クロノス・ゼンとは多機能コンバーターと言われるツールであり、主に家庭用ゲーム機に使用するツールです。
例として家庭用ゲーム機でPCの使用感でマウスとキーボードを使ったり、ニンテンドースイッチでPS4のコントローラーを使えるようにする役割を果たします。
クロノス・ゼンは現行ゲーム機にほぼ全て対応し、かゆい所に手が届くにようになるツールです。
※クロノス・ゼン対応ゲーム機
- PS3、PS4
- ニンテンドースイッチ
- Xbox One、360
- PC(Windows)
XIM APEXとの違い
代表的なコンバーターと言えばXIM APEXですが、クロノス・ゼンとどう違うのか簡単に比較してみます。
- XIM APEX
- 価格17,000円程度
- スマホアプリで設定
- ソフトウェアが日本語対応
- コンパクト
XIM APEXはスマホで設定が出来て、日本語にも対応しているのでとっつきやすい印象です。
PCはできればあった方が良いですが、スマホしかない環境でも設定できるのが便利です。
- クロノス・ゼン
- 価格9,980円(税込)
- PCで設定
- スクリプトやマクロが使用できる
- 本体に液晶画面あり、本体で設定の切り替えが可能
クロノス・ゼンはPCが必須となります。
PCを持っている人はマクロやスクリプト、ゲームパック(後述)が使用できるクロノス・ゼンが有利です。
さらに、スマホで設定出来ない代わりにクロノス・ゼンは本体に液晶画面が付いており、予め設定し保存しておいたプロファイルを本体のみで切り替えられます。
どちらも基本的に出来ることは同じです。
あとは、値段だったりPC環境があるかどうかが決め手になりそうです。
クロノス・ゼンでできる事一覧
次に実際にクロノス・ゼンでどんな事が可能なのか、簡単に説明していきます。
これを見ればクロノス・ゼンがどれだけ便利なツールか分かることでしょう!
コントローラーの制限から解放される
クロノス・ゼンを使えば、、PS4やニンテンドースイッチ、XboxやPCで自分の好きなコントローラーを自由に使えるようにできます。
例えば自分はPS4で遊ぶ時に、クロノス・ゼンを使用してXboxOneのコントローラーを使ってプレイしています。
他にも、友達を複数人招いてニンテンドースイッチで遊びたい時に、自分がコントローラーを持っていないくても友達にPS4のコントローラーやXboxのコントローラーを持ってきてもらえばクロノス・ゼンでニンテンドースイッチに対応させて一緒に遊ぶ事が可能です。
さらにクロノス・ゼンではレースゲームで使用するいわゆるハンコンにも対応しています。
現在対応しているハンコンは、Logitech Driving Force GT、Logitech G25 and Logitech G27 wheelsやFanatecレーシングホイールシリーズなどです。
家庭用ゲーム機にマウスとキーボードを対応させる
好きなコントローラーを対応させる以外にも、マウスとキーボードを対応させる事も可能です。
さらに、PCと似たような感覚でマウスを操作できます。
管理人がPS4でキーボードとマウスを使用してみた所、XIM APEXと変わらない使用感でしたのでクロノス・ゼンは十分実用的でおすすめできるツールだと思います。
ゲームパック(MOD)が使用できる
クロノス・ゼンを手にしてみて驚いたのが、ゲームパック機能です。
いわゆるMODなのですが、あくまでコントローラーで可能な操作を簡易にしたものですのでハッキングではありませんのでご安心下さい。
例えばAPEX LEGENDSのゲームパックでは武器毎にアンチリコイル機能を調整出来ます。
ただし、完璧にリコイルを制御するわけではないので過信は禁物です。
管理人が試した所、完璧に使いこなせればかなり強力な印象を受けましたが、クロノス・ゼンはキーボード・マウスの操作感が優秀なのでゲームパックは無しでプレイする結果に至りました。
ゲームパックは主要FPSタイトルの他にも様々なゲームに用意されています。
中でもニンテンドースイッチのあつまれどうぶつの森に対応していたのには驚きました。
スクリプトを組んで自由な操作が出来る
クロノス・ゼンはスクリプト機能も搭載されています。
プログラミングの知識が必要ですが、もし自由に組めれば操作の幅が広がります。
組んだスクリプトはユーザー同士で共有もできます。
スクリプトの知識が無い方でも他のユーザーが作成したスクリプトをDLし使用出来るのはありがたいですね。
気になる方はこちらからぞうぞ ↓
【クロノス・ゼンのスクリプトライブラリ】
ちなみに、今はR1+L1ボタンをマウスのサイドボタン一つで行いたい場合はスクリプトを自前で組む必要があります。
しかし時間はかかるがクロノス・ゼンのエンジニアの方がスクリプトを組んでさるとの事です。この同時押しという操作は昨今のゲームにおいてとても重要ですのでとてもありがたい!!
スクリプトが完成次第こちらに記載いたします。
その他
メインで使われるであろう項目を上で紹介しましたが、まだまだ出来る事はたくさんあります。
クロノス・ゼンはbluetooth内蔵なので、ワイヤレスコントローラーとクロノス・ゼンをワイヤレスでペアリング出来ます。
その他詳細は【クロノス・ゼンの紹介ページへ】
開封の儀
ざっとですがクロノス・ゼンの事を説明させていただきました。
ここからは実際に開封していきます!それでは参りましょう!

まずは付属品から。
USBタイプC×2、ミニUSB×1、本体、取扱説明書が入っています。
USBコードは柔らかすぎず硬すぎずで耐久性と使用感がとても良くクオリティが高いです。
説明書は日本語に対応しているので使い始める際にも安心だと思います。

続いては本体。
真ん中に液晶画面が付いていて現在のステータスが確認できます。
予め設定しておいたプロファイルやゲームパックの切り替え時に役立ちます。
左右にある青い部分上部はボタンとなっていて、右側はプロファイル切り替え、左側はワイヤレス製品をペアリングするのに使います。

クロノス・ゼン本体には、USB接続口が前面×2、左側×1、右側×1、そして後ろ側×1の計5つあります。
各機器をクロノス・ゼンに接続する時は画像を参考に位置を確認して下さい。

管理人の所持マウスG502HEROと大きさを比較してみました。
クロノス・ゼンは男性の手であればすっぽりと収まるコンパクトさです。

クロノス・ゼン初期設定
続いてはクロノス・ゼンの初期設定をご紹介します。
箱にも記載がありあますが、まずは本体のファームウェアをアップデートしてください。
クロノス・ゼンの公式チャンネルで動画で解説されています。
とても分かりやすいので参考にどうぞ!
※字幕をONにしてご視聴下さい。
Zen Studioをダウンロードする
次はお使いのPCにクロノス・ゼンを設定するのに必須となるソフトウェア【Zen Studio】をDLして下さい。
画像の赤枠部分、Zen Studioを選択してDLして下さい。
下記にリンクを記載しますのでそちらからDLできます。
【ソフトウェアのDLはこちらから】
Zen Studioでキーボードとマウスの設定をしよう
次はクロノス・ゼンを設定するソフトウェア【Zen studio】でゲーム機に使用するためのキーボード&マウスの設定をしてみましょう。
クロノス・ゼン本体にゲーム機で使用するキーボードとマウスを接続したら、クロノス・ゼンをPCに接続してZen studioを起動して下さい。
ソフトウェアを開いたら赤枠のM&Ksettingを選択して下さい。

M&Ksettingを選択したら下の画像のようになります。
この画面でキーボードのキー割り当てやマウス感度などを調整できます。

- 赤枠 キーボード&マウスボタン割当て
- 青枠 マウス感度
- 緑枠 マウス加速度
- 黄枠 デッドゾーン
※枠では囲んでないですが、右上のGAME PROFILEは基本的にDefault Layoutを選択して下さい。
プレイするゲームのプロファイルが用意されていればそちらを選択してください。
設定が終わりましたら画像赤枠のレ点マークをクリックして設定を保存して下さい。
これを忘れてしまうとクロノス・ゼンに設定が保存されませんので忘れずに!

ゲーム機に繋げてみよう!
Zen Studioで感度やキーボード&マウスの設定が完了したらゲーム機にクロノス・ゼンを繋いで試してみましょう。
管理人はAPEX LEGENDSの射撃訓練場で試運転してみました。
操作感は上々でXIM APEXに引けを取らないです。
ちなみにクロノス・ゼン本体をゲーム機とPC両方に繋げておけば、ゲームプレイしながらZen Studioで設定をいじれます。
この時、先にクロノス・ゼンをゲーム機に繋いで認識させたあとにそのままPCに接続をして下さい。
ここまでがクロノス・ゼン使用してゲーム機でキーボード&マウスを使う一連の流れになります。
ゲーム毎に設定を詰める必要がありますが、慣れてしまえば調整箇所は決まっているので簡単です。
まとめ
この記事では家庭用ゲーム機でキーボードとマウスを使う事を想定してクロノス・ゼンの事を書きましたが、まだまだ出来る事はたくさんあります。
この記事で紹介しきれない深い情報や詳細は公式マニュアルをご覧いただければと思います。
【クロノス・ゼン公式マニュアル】
また、管理人もクロノス・ゼンに関して勉強中の身ですので間違っている情報があれば教えていただけると幸いでございます。
私個人的には、クロノス・ゼンの性能に度肝を抜かれましたのでXIM APEXからの乗り換えは本気でありだと思っております。
あとは将来的にスマホアプリに対応、ソフトウェアが日本語に対応などがあれば間違いなくコンバーター業界の覇権を握ると感じました。
それではここまでご覧いただき本当にありがとうございました!
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